新刊案内『ネット社会と民主主義』(辻大介編)
辻大介編『ネット社会と民主主義』(有斐閣)にて分担執筆を担当しました。第1章「ネットの影響は強力なのか――社会学の観点からの理論的検討」(P9-28)が担当箇所になります。 社会心理学、心理学、そして社会学の中でも計量研 […] The post 新刊案内『ネット社会と民主主義』(辻大介編) first appeared on SOUL for SALE.
View ArticleEP『CRASH』配信開始
今年の1月に配信を開始した、過去曲をまとめたEP『10 Years』に続いて、2021年に書き下ろした4曲をコンパイルしたEP『CRASH』の配信を開始しました。TOWER CLOUDのサイトからお聴きいただけます。 C […] The post EP『CRASH』配信開始 first appeared on SOUL for SALE.
View Article2021年の音楽を振り返る
再開されたからこその苦しみ 2021年も、昨年に引き続きコロナに翻弄された音楽業界だったと思う。昨年よりはリリースも増えたものの、多くの曲の歌詞に「延期」や「中止」といった言葉が直接的、比喩的に盛り込まれ、リスナーに届け […] The post 2021年の音楽を振り返る first appeared on SOUL for SALE.
View Articleランキングから降りる
大学教員になってから、年の暮れというものの感覚がずいぶん変わった。確かに学生たちの卒業論文・修士論文が大詰めの時期だからあまり気の休まることはないのだけど、一方でレギュラーの授業がない時期だというだけで、あるいは事務職員 […] The post ランキングから降りる first appeared on SOUL for SALE.
View Article「外野の野次」との付き合い方
自分自身もそうなのだけど、周囲からも、ネットやSNSを見なくなったという声を聞くことが増えた。もともとROM専(見るだけで発言はしない人)の割合が諸外国と比較して高いのが日本のネット文化の特徴だけど、「見るに値する情報」 […] The post 「外野の野次」との付き合い方 first appeared on SOUL for SALE.
View Article下り坂の世界のケア
ケアについての議論が流行している、と思う。背景にあるのは、フィジカルなものであれ、メンタルなものであれ、ケアの必要性を感じている人が増えていること、さらにその奥の、この社会全体が「衰退のプロセス」にあることだろう。沈みゆ […] The post 下り坂の世界のケア first appeared on SOUL for SALE.
View Article「プーチンの戦争」のユニークさ
2022年2月に発生したロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、国際関係論、あるいはグローバリゼーション論の観点から、非常に多くのユニークな要素を持っている。現在までのところ情勢は不安定であるだけでなく、侵攻したことそのも […] The post 「プーチンの戦争」のユニークさ first appeared on SOUL for SALE.
View Article理念を共有するパワー
学者が論文を書くときのプロセスにはいくつかのパターンがある。先行研究を広く批判的に読み込んだ上でリサーチ・クエスチョンを立てるというのが正統派のやり方だと思うのだけど、僕が好きなのは、先行研究と最新の事例や現象を組み合わ […] The post 理念を共有するパワー first appeared on SOUL for SALE.
View Article奪った時間を売る方法?
山口周さんが、とても面白いことを言っていた。 あとに続く議論も含めて考えると、じっくりと考えるべき論点はたくさんある。一方で、「人から奪った時間は高く売れる」という最初に提示された命題は、それ単体で検討するに値するものだ […] The post 奪った時間を売る方法? first appeared on SOUL for SALE.
View Article仕方ないなんて言わない
もしかしたら、あれが生涯で最後の瞬間だったのかもしれない。ふと、そんなことを考えた。コロナで途絶えてしまった飲み会やイベント。誰かと話をしたこと。悔しくて涙が止まらなかったこと。自分は無敵だと思えた瞬間。あれもれこも、あ […] The post 仕方ないなんて言わない first appeared on SOUL for SALE.
View Article意見を持つということ
人の意見は「相手がいる」ことによってバイアスを受ける。だが、バイアスを受けて社会的な規範に同調することや、それをその人の意見として採用するのは、果たして間違っていると言えるのだろうか? 誰も聞く相手のいない状況で発露された本音のほうが、人前で慎重に言葉を選んで発言したことよりも「その人自身を表すもの」だと言っていいのだろうか? The post 意見を持つということ first appeared...
View Article音楽に政治を持ち込む
調べてみたら2014年以来8年ぶりだった、サマーソニック2022。普段は音源で「聴くだけ」の海外アーティストが多数来日ということもあって、これは行くしかないと意気込んで参戦。お目当てのステージを何度も行き来するハードなタ […] The post 音楽に政治を持ち込む first appeared on SOUL for SALE.
View Article愛にできることはまだあるか ー 『すずめの戸締まり』をめぐって
公開直後に観に行って、ほんとうに声を上げて泣く寸前まで嗚咽したのが、新海誠の最新作『すずめの戸締まり』。過去2作と比べてもエンターテイメント性の高い、アクションありコメディあり感動ありの高い完成度には舌を巻いたし、ものす […] The post 愛にできることはまだあるか ー 『すずめの戸締まり』をめぐって first appeared on SOUL for SALE.
View Article感情的にならない ー 『窓辺にて』を観て
僕はその日、久しぶりのミスをした。溜まった仕事を片付けるつもりで休日出勤のために訪れたオフィスの前で、カードキーを忘れたことに気づいたのだ。家まで取りに帰っても時間がかかるし、夕方から別の予定もあったので、数時間、ぽっか […] The post 感情的にならない ー 『窓辺にて』を観て first appeared on SOUL for SALE.
View Article2022年の音楽を振り返る
「帰ってきた」のではなく「はじまった」 2022年も終わろうとしているけど、今年の音楽を振り返ると、むしろ「はじまった」という感が強い。確かに、サマソニ、ミナホ、レディクレと大型フェス、サーキットイベントには軒並み参加し […] The post 2022年の音楽を振り返る first appeared on SOUL for SALE.
View Article「もう何の話もしたくない」
「鼓舞激励」を貫いた1年 今年、何人もの教え子に「先生が死ぬときは絶対に突然死ですよね」と言われた。突然でない死があるのかよく分からないが「早く死ねばいいのに」と思われながら死ぬよりはいいんじゃないかな。そもそも、明日生 […] The post 「もう何の話もしたくない」 first appeared on SOUL for SALE.
View Article忘却について
1年間の締めくくりの日には、いつも自分が死ぬ日のことを考えるようにしている。今日でもしも自分の人生が終わるとしたら、そのとき自分は何を思うのか。世界のすべてに別れを告げなければいけないとして、そのときに何を言うのか。 二 […] The post 忘却について first appeared on SOUL for SALE.
View Articleひらめきのことば探し
47歳の誕生日は、この数年でもなかったくらい、複雑な心境だった。自分の人生を振り返ると5年おきくらいに大きな転機が訪れるのだけれど、昨年秋から今年にかけての半年くらいの間、「もうこれまでの自分とは考え方も、やり方も変えな […] The post ひらめきのことば探し first appeared on SOUL for SALE.
View Article0311-0508
2023年5月8日をもって、この3年、日本社会を統制していた「コロナ対策」は、特別扱いされることがなくなる。勤め先の大学でも先だって、この日をもって「コロナ特別対策本部」が解散され、すべての制限が撤廃されるというアナウン […] The post 0311-0508 first appeared on SOUL for SALE.
View ArticleTwitterが「終わる」とどうなるのか
Twitterがいよいよヤバいらしい、という話が、再び話題になっている。イーロン・マスクが経営権を握って以降、似たような話は何度も囁かれていたが、今度こそは本物だ、ということのようだ。 ことの発端は日本時間の7月1日から […] The post Twitterが「終わる」とどうなるのか first appeared on SOUL for SALE.
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